不動産鑑定士協会では、公益的な事業も行っています。
その中のひとつが、不動産市況DI調査というものです。
DIというのは景気動向指数のことで、県内の不動産市場のプレイヤーである各企業にアンケートのご協力をお願いし、その結果を集計して発表しているものです。
福岡県では半年に一度の発表ですが、前回、令和3年2月の調査結果が、福岡県不動産鑑定士協会のHP上で公表されています。
これによりますと、そのさらに半年前に予測していたより、不動産市場は悪くない、という調査結果が得られています。
すなわち、福岡県における不動産市場は、新型コロナの影響が小さかったということのようです。
なぜ、プレイヤーの実感を訊ねるアンケート結果が重要な情報になり得るのか。
それは、不動産の価格が「気分」によって決まる部分が大きい(と私は思う)からです。
次回は、8月の発表ですから、もう間もなくです。
少し、業界の宣伝をしてみました。