不動産鑑定士って、どんな仕事をする人なんですか、と聞かれて、同業の友人は、
「日本の地価を決めている人です」
と答えるらしいです。
すなわち、地価公示は、不動産鑑定士にとって、社会的に重要な業務のひとつです。
地価公示の業務内容については、改めて書かせていただければと思います。
私も地価公示の評価員をさせていただいておるのですが、けっこう重要な情報を扱うため、指定の講座を受けなければなりません。
今年も「情報セキュリティ研修」を受講しているところです。
この研修のなかで、「事故事例」として、こんな事件が紹介されていました。
「ある派遣社員が、派遣先の大企業で行われている会議をライブ配信」
地価公示の業務の中では、不動産鑑定士が集う会議がたびたび開催されるのですが、この会議がライブ配信されたら、炎上するでしょうね。
でも、本来は、社会的意義のある地価公示ですから、その会議ぐらい、公開で行われてもよいぐらいの覚悟がないといけないのかも知れません。