不動産鑑定士の自由研究

不動産鑑定士という職業の認知度アップに貢献したい

令和4年 地価公示が発表されました

毎年、1月1日時点の地価を定点観測する地価公示

今年も発表されました。

だいたい3月下旬に発表される流れになっております。

 

テレビや報道などでは、昨年より上がったとか下がったとか、変動率が話題になります。

 

地価公示のために土地の価格を評価するのは、不動産鑑定士の重要な業務のひとつです。

 

われわれ不動産鑑定士も、地価公示業務で地価を決めるうえで、特に変動率には注意しています。それが定点観測の意義でもあります。

 

ここ福岡は、上昇基調のようです。

細かい論点はまたの機会にお話できればと思いますが、今日は地価公示にまつわる裏話をひとつ。

 

地価公示の発表の日には、不動産鑑定士がテレビでインタビューに答えている映像が流れると思います。

たとえば、福岡県では100人を超える不動産鑑定士地価公示業務に携わっていますが、テレビで喋る不動産鑑定士はひとりです。

 

おそらく、どの都道府県でも、テレビに出演するのはひとりだと思います。

 

これは、いろんな不動産鑑定士が独自の観点で独自の主張をして、話がばらばらになってしまうのを防止するためで、マスコミ対応はいわゆる「代表幹事」と呼ばれる都道府県の代表者に限定されているのです。

 

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