不動産鑑定士の自由研究

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2023 住宅ローン金利

新年あけましておめでとうございます。

 

今年はどんな年になるでしょうか。

 

不動産の行方を予測するうえでは、借入金利が重要な要素になります。

 

まずは、昨年2022年の住宅ローン金利の推移を振り返ります。

 

住宅ローン専門金融機関アルヒのホームページによりますと、

・機構団信加入

・借入期間21~35年

の条件下で、フラット35の金利(年利)は以下のとおりでした。

2022.1 :1.30%

2022.2 :1.35%

2022.3 :1.43%

2022.4 :1.44%

2022.5 :1.48%

2022.6 :1.49%

2022.7 :1.51%

2022.8 :1.53%

2022.9 :1.52%

2022.10:1.48%

2022.11:1.54%

2022.12:1.65%

 

2021年の月別では、1.28~1.37%、2020年の月別では、1.24~1.32%ですから、少しずつ金利が上がってきていることが分かります。

 

住宅ローンですと、月々に返済できる金額には限りがありますから、金利が上がると金利の部分が増えて、そうすると、元本部分が小さくなります。

ですから、理屈上は、金利が上がると、不動産の価格は下がるということになります。

 

先日、日銀が長期金利変動幅を0.25%から0.5%に拡大しましたが、これには識者の方が様々な解釈をされています。

 

今後の金利の動きに注目です。

 

それでは皆様、本年もよろしくお願い申し上げます。

 

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