不動産鑑定士の自由研究

不動産鑑定士という職業の認知度アップに貢献したい

恒大集団の負債が33兆円とか

中国の不動産事情は、まったく分からないのですが、恒大集団という中国の不動産大手が、33兆円の負債を抱えてピンチだと報道されています。

33兆円に至るまで、人民元だったりドルだったりで書かれていて、どれくらいの負債なのかピンときませんでしたが、日本円に換算すると33兆円ということで、やっぱりピンときませんけれども、すごい巨額の負債であることは分かります。

 

よくも33兆円も借りることができたなあ、と感心すると同時に、この33兆円という金額がいかほどのものなのか分からなかったので、計算してみました。

 

「土地価格相場が分かる土地代データ」というサイトによりますと、先の令和3年地価公示の平均価格が234,067円/㎡らしいです。

エクセルに33兆を打ち込むにあたって、ゼロの数がよく分からなくなりましたが、とにかく

33兆円÷234,067円/㎡を計算しますと、140,985,273㎡という数字が出てきます。これを平方キロメートルに換算しますと、約141平方キロ。だいたい、川崎市の面積と同じです。

つまり、33兆円というお金は、川崎市の土地を買い占めることができるくらいの金額であることが分かりました。

それでもピンときませんが、「土地価格相場が分かる土地代データ」というサイトが、なかなか有用な情報を発信してくれていることは分かりました。