不動産鑑定士の自由研究

不動産鑑定士という職業の認知度アップに貢献したい

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

活用事例 セカンドオピニオン1

たまに、ですけど、不動産鑑定評価書について、セカンドオピニオンを求められることがあります。 たとえば、込み入った内容の評価ですと、一般の方にとっては、何が書いてあるのか分からないから、内容を解説してほしい、などというニーズもあります。 結論…

容積率 前面道路幅員に係る容積率緩和区域

不動産について話すうえで欠かせない知識が 「建蔽率」 「容積率」 建蔽率は、敷地面積に対する建坪の割合のこと。 容積率は、敷地面積に対する延床面積の割合のこと。 土地の価格により大きな影響を及ぼすのはどちらかと言いますと、容積率です。 同じ面積…

令和3年地価調査が発表されました

不動産鑑定士の主要な業務のひとつである地価調査が、昨日、発表されていました。 毎年7月1日時点の地価を定点観測するもので、私も業務に携わらせていただいております。 全国的な動きをみますと、ぐっと盛り返してきていた地価が、昨年は落ち込んでおりま…

建物の解体現場

解体中 特に思い入れのない建物であっても、解体中の現場というものは、何らかの感情を呼び起こさせてくれます。 作ったり壊したり。 人類の営みに、いじらしさを感じます。

恒大集団の負債が33兆円とか

中国の不動産事情は、まったく分からないのですが、恒大集団という中国の不動産大手が、33兆円の負債を抱えてピンチだと報道されています。 33兆円に至るまで、人民元だったりドルだったりで書かれていて、どれくらいの負債なのかピンときませんでしたが、日…

天神ビジネスセンター開業間近

天神ビジネスセンター 大きすぎて、全体がうまく撮影できません。 日々移り行く天神の姿をお届けしようと、がんばりました。 工事も大詰めの模様です。 福岡地所さんの公式ホームページがやや重くて、なかなか開かないのが少し心配です。 敷地面積 3,917.18…

土地の立体利用

全体的な地形は傾斜地だが宅盤は概ね平坦 この傾斜地を造成して平坦な宅盤を生み出した熱意に敬意を表します。 県土整備事務所のホームページで調べてみたところ、イエローゾーン(土砂災害警戒区域)にもレッドゾーン(土砂災害特別警戒区域)にも指定され…

不動産鑑定士の実務修習という制度

不動産鑑定士試験に合格しても、実務修習を受けなければ不動産鑑定士として登録することができません。 実務修習は1年コースと2年コースが用意されていて、その間に、実務修習機関と言われる、鑑定実務を教えてくれるところ(多くは不動産鑑定業者)に所属し…

ダブルアクセスという価格形成要因

駅までの距離というのは、土地の価格を決める大切な要素です。 ここ福岡では、JRのほかに市営地下鉄、西鉄、平成筑豊鉄道、北九州モノレールなどが走っています。 たとえば、春日市や大野城市あたりの住宅地の立地条件を考えた場合、 ①西鉄「春日原」駅 40…

イムズが閉館したらしい

福岡県民として、なかなかの大ニュースなのでは、と思います。 なにしろ、天神のど真ん中の出来事ですので、ほとんどの県民が一度は足を踏み入れたことがあるのではないでしょうか。 私も、天神地下街から市役所への通り道として、何度も入ったことがありま…