2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧
相続税評価のお話です。 財産評価基本通達の中には、土地の減価要因がいろいろ列挙されていますが、平成30年に追加された減価要因が「土砂災害特別警戒区域内にある宅地の評価」です。 不動産の業界では、レッドゾーンと呼ばれるもので、近年、雨の降り方が…
税理士さんの賠償責任保険の事故事例を読んでみました。 以前から思っておりましたが、税理士さんのお仕事はクライアントのお金に直結しているので、恐ろしいですよね。 もちろん、税理士さんが間違えて、クライアントが怒ったら、損害賠償問題に発展します…
こんな案件で不動産鑑定評価をご活用いただきました、という実例のご紹介です。 賃貸マンションをお持ちのクライアントからのご依頼でした。 築年数が経過していて、空室も目立ってきたのでリフォームをしたいのだが、リフォーム資金が捻出できない。 銀行に…
こんな案件で評価させていただきました、という事例をひとつご紹介させていただきます。 不動産の価格を売主と買主の間で好きに決めても、取引自体は成立するのですけど、それでは黙っていない人がいるから、不動産鑑定士の出番があるのだ、という説明を以前…
ビルの壁面に木を植えるって、よく見るとすごいですよね。 福岡市役所に行くたびに見ているので、感覚がマヒしてました。 改めて見るとすごいです、アクロス福岡。 アクロス福岡
以前、不動産鑑定士の認知度が低い、ということを書きました。 仲間を探すわけではないのですが、中小企業診断士という士業も、なかなか認知度が低いのではないでしょうか。 中小企業診断士は、全国に約2.7万人の登録者がおりますが、友達が中小企業診断士、…
以前にも書いたかも知れませんが、不動産鑑定士という職業を理解していただくために大切なことですので、何度も書きますが。 「不動産の経済価値を判断する」のは、なにも不動産鑑定士に限ったことではありません。 不動産にかかわるすべての方が、何らかの…
少しだけ、お金の話をさせてください。 以前、マイホームを買うときに鑑定評価を依頼する方はなかなかいらっしゃらない、 ということを書きました。 でも、そんな方でも、仲介業者さんには、何の疑問もなく仲介手数料を支払っておられます。 仲介手数料とし…
確実に川の上です。 個人宅です。 興味深いです。 個人宅1 個人宅2
いちおう不動産鑑定士という職業を認識してくださっている方でも、 不動産鑑定士は土地の価格を決める人、という見方が多いように感じます。 でも、民法86条にも「土地及びその定着物は、不動産とする」と定義されているように、建物も不動産なのです。 ひと…
レトロな建物にも心惹かれます。 「廃墟探索地図」というサイトによりますと、昭和18年築の弾薬庫ということです。 33.746447281533165, 130.51022949654018 googleマップの座標値です。 農地の中にたたずむ姿は、教えてもらわないと弾薬庫とは分かりません…
前回、不動産の価格というのは 「需要と供給」 によって決まっているのだと述べました。 私たちの身の回りにある財の価格は、たいてい需要と供給によって決まっていますので、それほど不思議なことでもないのですが、不動産の価格は特別扱いを受けておりまし…
スケールの大きなタイトルを掲げてしまいました。 こんなテーマ、分厚い本1冊分でも足りません。 私が考える不動産価格形成理論を、極限まで要約したいと思います。 先日、地価公示が発表されまして、この1年、地価が上がったとか下がったとか、少しだけ話題…