不動産鑑定士の自由研究

不動産鑑定士という職業の認知度アップに貢献したい

東証REIT指数 2025終値 2,013.50

例年、年末に東証REIT指数を追いかけておりましたので、今年も。 年初からの上昇率はTOPIXや日経平均株価と同程度の動きと言えそうです。 金利上昇局面にあるのに、なぜ東証REIT指数は上昇したのか、という疑問には、インフレ上昇分を賃料へ転嫁するなど、不…

九州自動車道 新宮スマートICができる件

令和7年12月5日、国土交通省が高速道路会社へ、新宮スマートICの事業許可を行ったと発表がありました。 古賀ICと福岡ICの間にできるようで、九州自動車道と並行する県道筑紫野古賀線が4車線化して、沿線に古賀物流団地があったり、もう、そこらじゅう…

R7 不動産鑑定士試験 論文式 合格発表

本日、論文式の合格発表がありました。 合格された方、おめでとうございます。 今年の論文式試験の合格者は173名。 中瀬桃太郎先生のおかげで受験者数が増加していると聞きますが、合格者数も増加しております。 ※中瀬桃太郎先生は、不動産鑑定士でありなが…

R7 地価調査が発表されました

毎年、この時期に発表されています。 7月1日時点の価格になりますので、3月頃に発表される地価公示(1月1日時点)とは半年の時間差があります。 今回の地価調査は、全国平均では4年連続の地価上昇、上昇幅も拡大となっております。 これをもう少し細かく見て…

感謝 15000アクセス

このブログを始めて約4年半、このたびアクセス数が15,000に達しました。 ボチボチとしか更新しないにもかかわらず、いつもブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。 10,000アクセスに達したら、まとまった文章を書こうと思っていたのですが、な…

令和7年 不動産鑑定士試験 短答式 結果発表

ユーチューブなら、「現役の不動産鑑定士が、不動産鑑定士試験を解いてみた。」みたいなタイトルになるでしょうか。 昨年も、短答式試験を解いてみた結果を公表しましたが、今年も公表します。 行政法規 21/40 鑑定理論 33/40 昨年よりも少しだけ得点がアッ…

行橋添田線 土地評価について

公共事業の用地買収にあたって土地の買収価格を求めるのは、不動産鑑定士である場合もありますが、多くの場合、補償コンサルタントが事業者からの業務委託という形で行うことが多いです。 ところで、毎日新聞のスクープで、県道行橋添田線の整備に必要な事業…

(仮称)福岡天神センタービル建替計画の概要が発表されました

福岡天神センタービルといえば、野村證券、りそな銀行、三井住友信託銀行をはじめとして、大手法律事務所や税理士法人、不動産・建設コンサルなど、有名企業が多数入居するビジネス拠点でした。 そのセンタービルが建替えのため、解体工事に入っていますが、…

R7不動産鑑定士試験 短答式の合格発表

短答式試験の合格発表がありました。 朗報です。 今年の試験は、 ○申込者数:2,738人(前年2,168人) ○受験者数:2,144人(前年1,675人) 申込者数、受験者数ともに大幅増加となっております。 合格ラインは70%に設定されていますので、 ○合格者数:779人(…

レオパレスがV字回復という記事

レオパレスと言えば、不動産開発とその物件のサブリースを主力事業としている不動産業者です。 2018年4月に小屋裏界壁の施工不良が発覚し、ブランドイメージを大きく損ねました。 それが、2025年3月期、営業利益292億円で、リーマンショック後の最高益を記録…

区分所有関連の法律が改正されたようです

もともと、区分所有という権利形態には無理があると思っています。 とある説明にも、民法で扱えないので、区分所有法という特別法が制定されているのだと書いてあります。 共用部分や共用敷地は区分所有者の共有になりますが、不動産を共有するとトラブルが…

不動産引取サービスと相続土地国庫帰属制度

専門職団体の研修会で、司法書士の先生による不動産の「引取サービス」に関するお話を聞いてきました。 通常の不動産取引では、売主が買主に不動産を引き渡し、買主が売主に購入代金を支払います。 一方、今回の議題となった引取サービスでは、所有者が引取…

御礼 開業してから今日で丸3年

おかげさまで、開業してから今日で丸3年となりました。 皆様に支え、助けていただいたおかげです。 改めて感謝申し上げます。 あっという間の3年でした。 明日は4年目の初日。 これからも全力投球でがんばってまいります。 どうぞ、よろしくお願いいたします…

山梨県と富士急行の賃料評価に関する考察

ネットニュースに出てまいりました。 ネット上で確認できる情報だけでは、全容が分かりませんので、以下、あくまで私見です。 ネット上の報道で確認できる事件の概要は、山梨県が富士急行に貸している山中湖村の県有地(約440ヘクタール)の賃料をめぐり、山…

令和7年地価公示が発表されました

まだまだ地価の上昇が止まりません。 全国平均では、全用途平均で4年連続の上昇。上昇幅拡大。 三大都市圏でも、全用途平均で4年連続の上昇。上昇幅拡大。 札仙広福では上昇幅がやや縮小。 概要は国土交通省にお任せします。 https://www.mlit.go.jp/report/…

合格発表

本日、実務修習の修了考査の合格者が発表になりました。 まず、不動産鑑定士になるための道のりについて、簡単に説明しますと、 ①短答式試験 ↓ ②論文式試験 ↓ ③実務修習 ↓ ④修了考査 というプロセスを経ることになります。 ①短答式試験はマークシート方式で…

公開空地の評価について

久しぶりの更新になりました。 更新頻度で業務の立て込み具合がばれてしまうかも知れません。 年が明けて初の更新になります。本年もよろしくお願いいたします。 本日、西日本新聞の一面から。 天神ビッグバンの目玉物件である「ワン・フクオカ・ビルディン…

東証REIT指数 2024終値 1,652.94

さて、昨年も年末にリート指数を追いかけておりましたので、今年も。 Jリート各銘柄の業績は堅調に推移しているようですが、Jリート価格はこのところ下落しているようです。 その要因として、アメリカの長期金利の影響が挙げられています。今は落ち着いて…

都市ガスの埋設管の照会について

不動産の調査においては、上下水道や都市ガス等の供給処理施設の整備の状態を調べます。 福岡県では、西部ガスの供給エリアに該当することが多いです。 したがって、必然的に、都市ガスの整備の状態を西部ガスに照会することになるわけです。 そして、これま…

那珂川市でコミュニティバスの運行継続が困難な件について

本日、新聞に載っていた記事から。 那珂川市では、コミュニティバスの運行を委託していた西鉄の深刻な運転手不足により、運行の継続が困難になったということで、新しい交通体系に移行する方針です。 どう変わるかと申しますと、車両を小型化して、かつ、A…

R6不動産鑑定士試験 合格発表

昨日、不動産鑑定士試験の合格発表がありました。 まずは、147名の合格者のみなさま、おめでとうございます。 今年の合格者の平均年齢が33.1歳。 私が合格した平成25年はたしか34.8歳でしたから、少しずつ下がっているようです。 試験内容も、実務のみならず…

R6.8.28東京高裁 国側による財産評価基本通達総則6項の適用が違法とする判決

以前、タワマン節税において、いわゆる「伝家の宝刀」と言われる財産評価基本通達総則6項を適用した国側が勝った裁判がありました。 https://blog.hatena.ne.jp/hudousankanteishi/hudousankanteishi.hatenablog.jp/edit?entry=13574176438102648343 今回は…

50代が選ぶ「憧れる士業」ランキングという記事

ネット記事から。 全国の50代を対象に「憧れる士業はどれですか」というテーマで行われたアンケートの結果です。 11位 海事代理士 10位 中小企業診断士 8位 社会保険労務士 8位 行政書士 7位 土地家屋調査士 6位 弁理士 5位 不動産鑑定士 4位 税理士 3位 司…

国土交通省 老朽マンション解体費支援へ という記事

10,000アクセスを機に、まとまった文章を書かないといけない、と思いながら、更新が滞っておりました。 2か月も空いてしまいましたので、通常記事を更新することにしました。 本日の新聞に、国土交通省が2025年度から、老朽化したマンションの解体費用を支援…

令和6年 不動産鑑定士試験 短答式 結果発表

合格してから何年が経つでしょうか。 不動産鑑定五訓の中に、 「常に能力・資質の向上をはかり、自己研鑽に努めなければならない」 という言葉がございます。 しかし、試験という観点からは、資格者の多くが、合格直後に最も能力が上がっており、時間が経つ…

かしいかえん

かしいかえん1(R6.6.8) かしいかえん2(R6.6.8) 福岡市に残る最大の再開発用地といえば、九州大学の箱崎キャンパス跡地で、九州大学の発表によりますと、その広さは約42.6㏊。 もうひとつ、大規模な再開発候補地がかしいかえん跡地で、こちらは約12.3㏊。…

歓楽街の賃料調査

先日、必要に迫られて、歓楽街の賃料を調査したのですが、私の楽しみは事例を収集することよりも、収集した賃料を分析することです。 たとえば、賃料と築年数の関係。 これは、予想通り、築年数が新しいほど、賃料が高くなる傾向が認められました。 賃料と賃…

市街化調整区域における区域指定制度について

市街化調整区域は、市街化を抑制すべき区域と定められており(都市計画法第7条)、原則として建物が建てられないエリアです。 一方、都市計画法第34条第12号では、市街化調整区域であっても、条例で区域を決めて、開発を行う、すなわち建物を建てることがで…

九州大学 箱崎キャンパス跡地の利用

昨日、九州大学箱崎キャンパス跡地の再開発を行う事業者の優先交渉権者が決定したという報道がありました。 ところで、歴史ある大学の優位性として、都心に大規模な土地を保有している、という点が挙げられると思います。 たとえば、今後、東京大学や京都大…

相続登記義務化スタート

新年度になりまして、当事務所もおかげさまで三年目に突入しました。 お取引先などからも人事異動のお知らせが届き、新しいスタートの時期を実感しております。 ところで、新年度から新しく始まった制度が、相続登記の義務化です。 以前から周知されておりま…