不動産鑑定士の自由研究

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シュールな光景 リバーウォークと小倉城

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リバーウォークと小倉城

北九州市役所に行ってきました。

市役所の前には小倉城、そしてリバーウォーク。

役所調査はなかなかたいへんでしたが、目の前に広がるシュールな光景に、元気を取り戻して、昼からの調査もがんばりました。

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小倉城の向こうにリバーウォーク

お城と現代建築が共存。

 

ところで、市役所で、仲介業者が建築審査課の職員とやり合っておりましたので、聞き耳を立てておりますと。

仲介業者が預かっている土地の一部が近隣住民の通路となっていたらしいのですが、所有者も気にしておらず、通り道として使用されていたらしいのです。

 

見た目が通路ならば、不動産を調査する身としては、建築基準法上の道路に該当するかどうか調査しますよね。

誰が調べたかは分かりませんが、その通路に接する土地を調査するときにでも調べたのでしょう。

その通路については建築基準法上の道路ではない、という判定が出ていました。

 

北九州市役所では、判定が出た道路について、地図上に色塗りがされており、非常に見やすくなっております。

 

ところが、その仲介業者は何を思ったか、

「なぜ人の所有地を、道路かどうかなんて判定して、勝手に色を塗ってるんだ!」

といきり立っておりました。

 

勝手に建築基準法上の道路だと判定されたなら、いきり立つのも分かります。

建築基準法上の道路であれば、私権を制限されますので。

ですが、道路ではありません、と役所がお墨付きをくれてるのに、

「勝手に色を塗って」

という言い草はいかがなものかと。

さすがに役所も、対処に困っておられました。