長丁場の試験、おつかれさまでした。
さっそく国土交通省のHPに、令和3年の不動産鑑定士試験(論文式)の問題が公表されていますね。
演習の類型は定期借地権付き建物でした。
鑑定理論に関しては、私も後日解いてみたいと思います。
民法の問題は、平穏な取引関係の中に登場する「ろくでなし」の存在が重要な役割を果たす点が、受験生のころから大好きなのですが、今年の問題にも登場していました「ろくでなし」。
民法の問題は、たいてい、この「ろくでなし」が登場しなければ、民法の問題になどならないことが多いのですが、「ろくでなし」が平穏な関係を壊して、民法の題材になるような問題を起こすところが面白いです(個人の感想)。
経済学についてですが、私は文学部国文学科でしたので、ある条件下でいろいろな数字を動かして理論を形成するお金の勉強が学問として成り立っている点が、たいへん興味深いです。
不動産鑑定士の試験勉強をするまで、このような学問が世の中に存在していることすら知りませんでした。
会計学は、なじみのない用語がたくさん出てきて、戦意喪失してしまいますが、鑑定理論も実務をしていない人にとっては同じこと。
どちらも気合一発、なじむまでやるしかないですね。
それにしても、不動産鑑定士試験って難しいですね。
今、もう一度受験しろと言われたら、心が折れそうですし、合格する自信もありません。
試験自体は年に一度のチャンスですが、合格するチャンスは無限にあるわけではないように思います。つかめそうな年には、ぜひフルスロットルでブン回してください。