不動産鑑定士の自由研究

不動産鑑定士という職業の認知度アップに貢献したい

首都圏新築分譲マンション(単月)の平均価格

今週、不動産経済研究所というシンクタンクが発表した

「首都圏 新築分譲マンション市場動向 2023年3月」

というレポートがとんでもないので、ニュースになっていました。

 

平均価格が1億4360万円。㎡単価が199.9万円。

 

とにかく驚きです。しかも売行きは好調。

誰が買えるの?

と思ってしまいますが、売れているのです。

 

ちなみに、単月の平均価格がとんでもない水準になりましたが、

「首都圏 新築分譲マンション市場動向 2022年度(2022年4月~2023年3月)」

というレポートも読むことができまして、こちらは平均価格が6907万円。

 

さらには、

「全国 新築分譲マンション市場動向 2022年度」

によりますと、平均価格5121万円。

 

余談ですが、㎡単価199.9万円を坪単価に換算しますと、

199.9万円/㎡ ÷ 0.3025 ≒ 660.8万円/坪

となります。

 

不動産鑑定士はすぐに単価を計算する習慣があります。

この㎡単価(あるいは坪単価)が、みなさまのご近所で分譲中の新築マンションと比較して、どちらがどのくらい高いか、見てみるのも面白いかもしれません。

 

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